磯村が値千金勝ち越しタイムリー「必死に食らい付いた」

[ 2016年5月20日 23:44 ]

<神・広>12回、勝ち越し適時打を放った磯村は菊池の適時三塁打で4生還し、ナインの出迎えに笑顔

セ・リーグ 広島4―1阪神

(5月20日 甲子園)
 最後の攻撃で広島がついに勝ち越した。1―1の延長12回。先頭の鈴木が四球を選び、送りバントなどで2死三塁をつくると、途中出場の磯村が左前打。「追い込まれていたので必死に食らい付いた。ヒットになって良かった」。この試合前までプロ通算2安打だった高卒6年目の捕手が貴重な1点をたたき出すと、菊池の2点三塁打で勝利を引き寄せた。

 延長戦までもつれた試合をつくったのは首のしびれと右肩痛で離脱していた黒田だ。7日以来のマウンドで6回7安打1失点。毎回走者を背負ったが、適時内野安打による最少失点でしのいだことが、9回の同点犠飛と延長での勝ち越し劇につながった。

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2016年5月20日のニュース