阪神、延長戦で屈す…金本監督「1番はやっぱり打てないこと」

[ 2016年5月20日 23:31 ]

セ・リーグ 阪神1―4広島

(5月20日 甲子園)
 悔やまれる敗戦となった。阪神は1―0の9回に追い付かれ、延長12回に勝ち越されて3連勝を逃した。金本監督は「1番はやっぱり打てないこと。点が入らんね」と、1点止まりだった打線の不出来を嘆いた。

 9回、抑えのマテオが四球と暴投などで1死三塁のピンチを招き、エルドレッドに同点の犠飛を許した。15日のDeNA戦以来の登板となった右腕が崩れると、さらなる悲劇が待っていた。

 延長12回は代わった田面がいきなり四球を出してしまい、榎田が救援。しかし2死三塁から磯村に左前に運ばれ、さらに菊池には2点三塁打を浴びた。前日のサヨナラ勝ちの勢いも、先発岩貞の好投も生かせず、総力戦を落とした。5時間5分の戦いの末、疲労感が漂った。

 ▼マテオ(9回に抑え失敗)「先頭の四球が全て。コンディションは問題ない。状態は良かった」

 ▼藤川(3連投)「全然問題なかった。まだまだこれから」

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2016年5月20日のニュース