楽天痛っ…嶋が左手骨折 前半戦アウト、18日オリ戦で打球直撃

[ 2016年5月20日 05:30 ]

18日のオリックス戦、初回2死、糸井の打球が直撃し左手を押さえる嶋

 楽天の嶋基宏捕手(31)が19日、左手骨折のため、出場選手登録を抹消された。

 18日のオリックス戦(盛岡)の初回の守備でファウルの打球を左手首に受けて交代。仙台市内の病院で「左手豆状骨(とうじょうこつ)骨折」および「左手三角骨亀裂骨折」と診断された。

 全治は未定だが骨折の場合、患部固定に1カ月は必要で、実戦復帰は早くても7月初旬になる見通し。1軍復帰にはさらに時間を要し7月13日までの前半戦中の再合流は厳しい。嶋は昨季も肋骨骨折で約1カ月の離脱。チームはその間に8連敗するなど急失速した。

 現在4連敗中で借金8の最下位。梨田監督は「嶋も痛かったと思うが、こちらも痛い。扇の要でキャプテン。こういうときに頼りたいが…」と顔を曇らせる。捕手強化としてドラフト6位の新人・足立が初昇格する予定だ。

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