川端の穴埋めた!今浪V三塁打 広島キラーだ・625

[ 2016年5月19日 05:30 ]

<広・ヤ>7回2死一、二塁、今浪が中越えに勝ち越しの2点適時三塁打を放つ(左は小窪) 

セ・リーグ ヤクルト11-3広島

(5月18日 マツダ)
 「2番・三塁」で先発出場したヤクルト・今浪が、川端不在の危機を救った。同点の7回2死一、二塁で今村の144キロ直球を叩き、中堅を越える2点三塁打。チームの連敗を4で止める決勝打に、「一番悔しいのは川端慎吾。彼がいないから負けたと言われるのは嫌だった」とお立ち台で言葉に力を込めた。

 昨季全試合出場した川端が体調不良を訴えて欠場。打線の軸を欠いた緊急事態に、広島キラーが燃えた。プロ9年目で打った初アーチは昨季5月24日の広島戦(マツダ)。この日も赤い手袋、赤いレガースを右足に着けて躍動した。広島戦は今季8打数5安打、打率・625。それでも、縁の下の力持ちは浮つかない。「(川端の)足元にも及ばない。川端が帰ってくるまで頑張ります」と謙虚だった。(平尾 類)

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2016年5月19日のニュース