12年目の“伏兵”オリ中村「人生初」劇打 ソフトB戦今季初白星

[ 2016年5月15日 05:30 ]

<オ・ソ>10回、原(右)からボディーアタックで祝福される中村(中央)

パ・リーグ オリックス4―3ソフトバンク

(5月14日 ほっと神戸)
 普段は冷静な12年目のオリックス・中村も、お立ち台で声を上ずらせた。

 「サヨナラなのに、二塁まで全力で走っちゃいました。人生初のサヨナラで興奮しました」。延長10回、2死一、二塁。7回にモレルの代走から出場していた中村はスアレスの速球対策も独特。「1、2の3でなく、1、2で振っちゃいました」と外角直球にバットを合わせると、打球は右中間へ。伏兵の一打が今季2度目のサヨナラ勝ちをもたらした。

 開幕からソフトバンクに4連敗で、チームも現在4連敗中。そんな苦況で、10日に1軍昇格したばかりのベテランが救った。しかも、この日が今季初出場で初安打がサヨナラ打。福良監督から直前に「当てたら、何かが起こるから」と耳打ちされていたことで、コンパクトに振り抜いた結果が劇的な一打となった。

 負ければ今季最多となる借金8だったが、ソフトバンクからの初白星となり、福良監督は「中村はよく打ってくれた。安達の守備も大きかった」と、4回に背走しながらダイビングキャッチした安達もヒーローに。全員でつかんだ白星だったのは間違いない。

 ▼オリックス・安達(4回、左翼前に落ちそうな打球をダイビングキャッチして、飛び出した一塁走者を併殺)レフトのT―岡田では間に合わないので、自分が行かないといけない場面だった。ゲッツーになったのは大きかった。

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