広島ヘーゲンズ 来日初勝利!婚約者から熱い祝福のキス

[ 2016年5月8日 05:30 ]

DeNA戦の5回に登板し、初勝利を挙げた広島・ヘーゲンズ

セ・リーグ 広島10―4DeNA

(5月7日 マツダ)
 広島・ヘーゲンズが1回無安打無失点で、来日初勝利を挙げた。先発・黒田が降板した直後、3―3で迎えた5回にマウンドへ。1死から乙坂に死球を出したが、梶谷とロペスの強打者2人を難なく打ち取り、直後の勝ち越しを劇を呼び込んだ。

 「早めのイニングでの登板だったけど、ブルペンでしっかり投げていたので準備はちゃんとできていたよ」

 来日初登板だった4月22日の阪神戦(マツダ)で1失点を喫して以降は6戦連続無失点。防御率0・93と安定感を示している。それでも「結果として喜ばしいことだけど、スコアボードにゼロを並べることを意識するのではなく、一人一人のバッターを打ち取ることを意識している。今の良い形を続けていきたいね」と数字にとらわれることなく、ただひたすらに打者と向き合う姿勢を示した。

 「初勝利の喜びは家族みんなで分かち合いたい。特にフィアンセとね」

 帰る際に、熱投を見守った婚約者のターシャさんから頬に祝福のキスを受け、2人で仲良くタクシーに乗り込んで球場を後にした。右太もも裏違和感でルナが登録抹消されたことで巡ってきたチャンスでアピールを続ける右腕。愛する伴侶の支えでこれからもフル回転を続ける覚悟だ。

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2016年5月8日のニュース