栗山監督 究極の選択で秋山勝負指示「嫌がっているように見えた」

[ 2016年5月8日 08:48 ]

<西・日>7回2死一、二塁、秋山が空振り三振に倒れる

パ・リーグ 日本ハム8―6西武

(5月7日 西武プリンス)
 究極の選択だった。日本ハムは5点リードの7回に3点を返され、なおも2死二塁。栗山監督はセットアッパーの左腕・宮西を投入した。西武も右の竹原を代打で起用。宮西の投球は2球連続で外角に外れた。

 ここで栗山監督は「マウンドで嫌がっているように見えた」と思い切って敬遠を指示した。次打者は秋山だったが、宮西は空振り三振を奪った。

 「左対左」とはいえ、秋山は昨季216安打のプロ野球記録を樹立した強打者。しかも同点の走者を歩かせて勝負するのは定石ではない。だが、竹原は「左腕キラー」と呼ばれ、宮西もオリックス時代の昨年4月に逆転弾を浴びていた。指揮官は「怖さを感じて投げるより、どっちをアウトにするかで考えた」と左腕の心理を読み取り、昨季、秋山を5打数無安打に抑えたデータを信じた。

 竹原と勝負して打たれた方がリスクは背負わない。「秋山勝負でやられたら批判を受けるが、それを気にしないと決めている」と栗山監督。退路を断った勝負手だった。 (横市 勇)

 ▼日本ハム・宮西 竹原さんには昨年やられていたし、一塁も空いていた。秋山は左打者といっても怖さはある。

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