DeNA井納 3勝目「いい20代の締めくくりになった」

[ 2016年4月30日 18:31 ]

DeNA・井納は7回無失点で3勝目をあげラミレス監督(左)とともにナインを出迎える

セ・リーグ DeNA3―2阪神

(4月30日 甲子園)
 DeNAの井納翔一投手(29)は、30日の阪神戦に先発。7回を3安打無失点に封じる好投で、今季3勝目を飾った。

 阪神の先発は藤川。両投手の好投により早いペースで試合が進んだが、投げ合いを制したのは井納だった。主砲・筒香を故障により欠き、負ければ今季ワーストの借金11を背負うチームの危機を救った。

 初回から井納の打たせて取るスタイルのピッチングが冴えわたった。「2回、6回を踏ん張れたのがよかった」と振り返るように、ピンチらしいピンチはこの2度だけ。交代時は1点差だったが、8回にはその好投に応えるように、代打の宮崎がソロ本塁打、9回にも井出が適時打を放った。

 チームも3連敗を免れた。5月1日は井納の30歳の誕生日。ローテーションの関係で誕生日当日に勝利を飾ることはできなかったが、20代最後の登板となったことに「いい20代の締めくくりになった」と満足げだった。

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2016年4月30日のニュース