マエケンを一歩リード?驚異の新人ストーリーがメジャータイ記録

[ 2016年4月30日 16:16 ]

<ロッキーズ・ダイヤモンドバックス>5回に左中間への10号2ランを放ったロッキーズのストーリー (AP)

ナ・リーグ ロッキーズ9―0ダイヤモンドバックス

(4月29日 アリゾナ)
 ロッキーズの驚異のルーキー、トレバー・ストーリー内野手(23)が29日のダイヤモンドバックス戦でメジャートップタイの10号2ランを放った。

 ルーキーが4月に10本の本塁打を放つのは、メジャータイ記録で、2014年にホワイトソックスのホセ・アブレイユがマークして以来の快挙。さらに、今季の開幕戦でメジャーデビューを果たしたストーリーは、21試合で10本塁打に到達。これは1966年のジョージ・スコット(レッドソックス)に並んで最速だという。

 メジャーリーグの歴史に名を刻んだストーリー。しかし本人は「振り返ってみた時にすごいと思うかもしれないが、今はチームの勝利しか頭にない」と記録の話に興味を示さない。

 日本のファンにとっては、ドジャースの前田との新人王争いが気になるところ。ストーリーはここまで21試合に出場して打率2割5分3厘、10本塁打、17打点。一方の前田は5試合に先発して3勝1敗、防御率1・41。本塁打がメジャートップタイのストーリーに対して、防御率がリーグ3位の前田。現時点ではストーリーが一歩有利か。

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