マーリンズ左腕 8回2死まで無安打も降板「球数考えたら仕方ない」

[ 2016年4月30日 15:02 ]

<マーリンズ・ブルワーズ>マーリンズの先発・コンリー (AP)
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ナ・リーグ マーリンズ6―3ブルワーズ

(4月29日 ミルウォーキー)
 マーリンズのアダム・コンリー投手(25)が29日のブルワーズ戦に先発。8回2死まで無安打投球を続けたが、球数が116球に達したために途中降板を余儀なくされた。

 コンリーの後を受けた2番手・ウレナが9回1死から安打を許し、さらに適時打も浴びたために継投での無安打無得点試合も達成とはならず。しかし、マーリンズはイチローの適時打などで6得点を挙げていたため、試合の大勢には影響はなかった。

 大記録とはならなかったが、コンリーは今季初勝利。これまでの最多の球数は昨季の106球だった。「どんな状況であれ、マウンドを降りることは好きになれない。でも、球数が8回で100球を超えていたことを考えたら仕方ないね」とチームに6連勝をもたらした左腕は納得の様子。

 完投できないことが分かっていたというマッティングリー監督も「確かに記録のチャンスではあったが、シーズンはまだ130試合近くあり、コンリーにはこれからも投げてもらわなければならない。彼を守る必要があった」と語り、交代はキャリアハイの球数を超えていた投手の肩を配慮しての判断であったことを強調していた。

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