マー君 7回途中2失点で降板 宿敵レ軍相手に今季2勝目ならず

[ 2016年4月30日 10:39 ]

<ヤンキース・レッドソックス>ヤンキースの先発・田中 (AP)

ア・リーグ ヤンキース―レッドソックス

(4月29日 ボストン)
 ヤンキースの田中将大投手(27)が29日のレッドソックス戦に先発し、6回2/3を投げて6安打2失点。同点のままマウンドを降り、今季2勝目とはならなかった。

 今季5度目の登板は宿敵レッドソックスとの対戦。田中はレ軍に対して通算7試合に登板して4勝2敗、防御率5・13の成績で、昨季に関しては4試合に登板して3勝と好成績を収めている。敵地フェンウェイ・パークウェイではこれまで3試合に登板して2勝1敗、防御率6・46。

 気温10度と冷え込む中、田中は序盤の3回を無失点スタート。2回にはロドリゲスが2試合連続となる中越え4号ソロを放ち、エースを援護した。

 4回は1死からオルティスに内野安打を許したが、ラミレスを三振、ショウを三飛に切って取り、ここまで2安打投球。5回にはエルズベリーが中前適時打を放ち、ヤンキースはリードを2点に広げた。

 下位打線と相対した5回は3回に続き、この試合で2度目の三者凡退。打順が3回り目となる6回は2死からボガーツの左前打で出塁されたが、続くオルティスを一ゴロに仕留め、スコアボードに「0」を並べた。

 7回は1死からショウとホルトに連打を浴び、同点の走者を抱えるピンチ。ハニガンを三振としたが、続くブラッドリーに左越え2点適時二塁打を浴び、試合を振り出しに戻された。結局、田中はここで降板。球数は今季最多の99球を数えた。

続きを表示

2016年4月30日のニュース