タイガース外野手 ブーイングに怒り中指立てる暴挙「不適切だった」

[ 2016年4月26日 15:41 ]

タイガースのタイラー・コリンズ外野手 (AP)

ア・リーグ タイガース7―3アスレチックス

(4月25日 デトロイト)
 タイガースのタイラー・コリンズ外野手(25)が25日、ホームで行われたアスレチックス戦でファンに向かい中指を立てて怒りをあらわにする場面が見られた。

 この試合に中堅で先発出場していたコリンズは6回の守備の際、照明が目に入り飛球を見失うと、ボールがグラウンド上を転々とする間に打者走者に三塁まで進まれてしまった。このプレーに納得のいかないファンはコリンズへブーイングの嵐。そのファンの不満に左手の中指で応戦したというのが事のてん末だ。

 しかし、試合後には頭が冷えたのか、マイクを向けられたコリンズは「あれは不適切で、まったく恥ずべきこと。デトロイトのすべての人々に対して申し訳なく思っている」と反省を口に。ホームのファンにブーイングされたことがショックで常軌を逸してしまったというが、理由が何であれファンを侮辱する行為があってはならない。オースマス監督もそれを認識していたが、「彼は過ちを認めている」と若いコリンズをそれ以上咎めることはなかった。

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2016年4月26日のニュース