新井 史上47人目の2000本安打、駒大時代の聖地で達成

[ 2016年4月26日 18:42 ]

<ヤ・広>3回 無死 二塁 通算2000安打を達成し笑顔の広島・新井

セ・リーグ 広島―ヤクルト

(4月26日 神宮)
 広島・新井貴浩内野手(39)は26日のヤクルト戦(神宮)の3回に安打を放ち、史上47人目となる通算2000安打を達成した。初安打は1999年5月12日の巨人戦(広島)、2112試合目での達成となった。

 新井はこの日「4番・三塁」で先発。新井の快挙を見ようと集まりスタンドを真っ赤に埋め尽くしたファンの前、初回2死一塁で回ってきた打席では遊飛。2回にエルドレッド、、鈴木、堂林の3連続本塁打で3点を先制し、3―0で迎えた3回には無死二塁で1ボールからの2球目を左翼線へ弾き返し、タイムリー二塁打を放った。

 駒大時代に東都大学リーグでプレーした神宮での快挙達成。ヤクルトで元広島の福地コーチから花束、広島の小窪から2000安打のボードを贈られ、快挙を祝われた。広島での2000安打達成は衣笠祥雄、山本浩二、野村謙二郎、前田智徳に次ぐ5人目となった。

 さらに7回にも1死一、二塁で中前打を放ち2001安打目も記録した。

 ▼新井貴浩内野手の話 打ったのはスライダー。良い場面をつくってもらって、節目の一本をそこで打てて良かった。

 ◆新井 貴浩(あらい・たかひろ)1977年(昭52)1月30日生まれ、広島県出身。広島工から駒大を経て98年ドラフト6位で広島入り。2002年にレギュラーに定着し、05年に43本塁打で初タイトル。07年オフにFAで阪神移籍、11年に打点王を獲得した。15年に広島復帰。1メートル89、96キロ。右投げ右打ち。

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