ソフトB内川 16年目でプロ初サヨナラ弾「いつもは見る側」

[ 2016年4月25日 05:30 ]

<ソ・日>9回1死、サヨナラ本塁打を放った内川はガッツポーズ

パ・リーグ ソフトバンク6―5日本ハム

(4月24日 ヤフオクD)
 現役屈指のバットマンにとって、意外にもプロ16年目で初のサヨナラ本塁打だった。

 4点差を追い付き、5―5で迎えた9回。ソフトバンクの4番・内川が守護神・増井から左翼ポール際へ運ぶ3号ソロで試合を決めた。「初体験」に頭の中は真っ白。「いつもサヨナラホームランは見る側。いざ打ったらどうすればいいか分からなかった。もう少し(1周する)時間を楽しみたかった」と興奮を隠さなかった。内角のフォークを叩いた打球はスライスしながらフェアゾーンの観客席へ。高い技術を示して「いい打ち方をしないと中には入って来ない」と胸を張った。

 ▼ソフトバンク・スアレス(8回から2イニングを無失点に抑え、来日初勝利)いつも通りしっかりアウトを取ることだけ考えた。勝利に結び付いてうれしい。

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