ソフトＢ、８連勝でストップ　ＤｅＮＡ井納が完封、黒田は３勝目

＜巨・Ｄ＞完封勝利し、笑顔でナインを迎える井納（右）

　プロ野球は２３日、デーゲーム４試合、ナイター２試合の６試合が行われた。

　セ・リーグ首位の巨人はＤｅＮＡと対戦、両軍無得点で迎えた７回２死満塁から倉本の右越え３点三塁打で先制すると、先発井納が５安打完封で２勝目を挙げた。

　中日はヤクルト先発小川から初回にナニータの適時打で１点先制すると、３回には再びナニータが１号２ランを放つなど４点を挙げリードを広げた。ヤクルトは山田の６号ソロなどで追い上げ、９回に中村の３ランで逆転して競り勝った。

　広島は阪神との競り合いを制し、連敗を２で止めた。先発黒田が７回無失点の好投で３勝目、日米通算で１９６勝目を飾った。新井は１安打で通算２０００安打まであと３。

　パ・リーグは首位のソフトバンクが日本ハムと対戦、初回に松田の２点二塁打で先制した。日本ハムは５回に１点を返し、８回に大野の１号ソロで追いつくと延長１０回に中島のスクイズ、田中賢の適時打で勝ち越し接戦をものにした。ソフトバンクは８連勝でストップ。

　ロッテはオリックス戦で出場停止明けのナバーロがスタメンで復帰、一時勝ち越しとなる適時打を放った。試合は同点の９回、オリックス平野の暴投でロッテがサヨナラ勝ちした。

　楽天は安楽が西武戦で今季初登板初先発、６回途中５失点で勝ち投手の権利を得て降板したが、救援陣が打たれて初勝利ならず。試合はもつれ延長１２回の末、８―８で引き分けた。