DeNA井納 701日ぶり、自身2度目の完封勝利「粘る投球できた」

[ 2016年4月23日 21:05 ]

<巨・D>完封勝利し、笑顔でナインを迎える井納(右)

セ・リーグ DeNA3―0巨人

(4月23日 東京D)
 DeNAの井納が5安打完封で、チームに今季初の完投勝利をもたらした。

 「粘る投球ができた。0点に抑えることだけ考え、低めを意識してしっかり」。9三振を奪い5安打完封で開幕戦以来となる今季2勝目。井納の完封勝利は14年5月23日、交流戦・日本ハム戦(札幌D)以来、701日ぶり自身2度目となった。

 踏ん張った。2回までに巨人打線に4安打を許しながらも、相手の拙攻もあり無失点にしのぐと尻上がりに調子を上げた。威力十分の直球で3回から6回まで許した走者は四球の1人だけと立ち直った。

 打線は0―0の7回、この回から登板した2番手・田原誠を攻め、2死満塁から倉本があわやスタンドインの右翼フェンス直撃の3点三塁打で井納を援護した。「3点をいただいて大胆に投げることができた」とチームメートへの感謝も忘れなかった。

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