神宮問題を五輪組織委が説明 プロ野球側は期間短縮を要望

[ 2016年4月19日 18:41 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が大会準備や運営のため神宮球場の借用を求めている問題で、組織委の武藤敏郎事務総長が19日、東京都内の日本野球機構(NPB)事務局を訪れ事情を説明した。プロ野球側は期間短縮を要望した。

 NPBと神宮球場を本拠地とするヤクルトなどの一部球団が、20年のプロ野球日程を協議する会議に武藤事務総長らを招き説明を受けた。組織委は20年5~11月の間、機材置き場やボランティアの待機場所として神宮球場を使用する方針。NPBの井原敦事務局長は「五輪は国家の一大イベント。できる限りの協力は考えているが、バランスを取っていただきたい」と話し、球場の使用に理解を示しつつ期間の短縮を求めた。

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2016年4月19日のニュース