阪神ヘイグ抹消…打撃不振に加え投手陣台所事情も影響

[ 2016年4月19日 06:01 ]

阪神のヘイグ

 阪神のマット・ヘイグ内野手(30)が18日、出場選手登録を抹消となった。再登録可能は28日以降。開幕戦から6試合連続安打を放ち、一時は打率・444を誇るなど好発進したが、10日に体調不良を訴えて欠場すると、その後は成績が急降下した。

 先発復帰後5試合で12打数1安打(・083)、1打点と不振を極め、通算成績も打率・242、1本塁打、7打点。クリーンアップの一角を占めるには物足りない数字が2軍降格の一大要因だ。

 加えて、投手陣の台所事情もヘイグの処遇に影響を及ぼした。セットアッパーである福原の調子が上がらず、首脳陣は中継ぎ投手陣の配置転換を検討。福原後任の筆頭候補にドリスの名が挙がったことによって、外国人枠を空ける必要に迫られた。1軍にはヘイグ以外にも三塁を守れる内野手として今成、北條、陽川がいるため、指揮官は決断に至ったもようだ。

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2016年4月19日のニュース