能見 まさかの2回6失点KO またビシエドにやられた

[ 2016年4月16日 07:10 ]

<中・神>2回裏2死一、二塁、ビシエド(左)に3ランホームランを打たれ、ガックリの能見

セ・リーグ 阪神0-6中日

(4月15日 ナゴヤD)
 まさか、まさかの展開だった。阪神・能見が2回6失点に沈んだ。今季最短KOを招いたのは、ビシエドの豪打だった。

 「(点を)取られてしまった。そういうことのないようにしないと(チームが)苦しくなってしまいますから」

 対策を練って臨んだ再戦で返り討ちにあった。初回2死一塁では右前打でつながれた後、2点を献上。0―3の2回2死一、二塁ではフルカウントからの内角高めストレートを左翼席へ放り込まれた。前回3月26日の対戦も含めて2被弾を含む5打数5安打。投手陣全体でも4試合で17打数11安打4本塁打9打点を許し、矢野作戦兼バッテリーコーチは「同じやられ方をした。抑えるのは簡単ではないけれど、僕らも策を練っていかないと」と危機感を募らせた。

 ただ、金本監督の信頼は揺らがない。「過去3回、いい投球をしているしね。4回目で初めて、こうなって。内容的には3勝0敗だからね。まあ、責めることはできないけど、もったいなかった」。指揮官の思いに次戦は勝利で応えるだけだ。(森田 尚忠)

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2016年4月16日のニュース