マエケン「できることあれば協力」熊本地震に心痛める

[ 2016年4月16日 05:30 ]

ブルペンでの投球練習後、ファンに手を振るドジャース・前田

 熊本地震を受け、大リーグでプレーする日本選手は14日(日本時間15日)、一様に心を痛めた。

 ヤンキース・田中は楽天時代の11年に東日本大震災を経験し、震災後は多くの被災地を訪問してきた。海外にいて被害状況を完全に把握しきれていないと前置きしながらも、多くの被害者が出ていることに「これ以上、被害が広がらないことを願っている」と話した。

 この日は岩隈と投げ合う17日(日本時間18日)のマリナーズ戦に向け遠投などで調整。その際、打撃練習の相手選手のライナー性の打球がワンバウンドで足に直撃し、周囲を心配させる場面も。田中は「大丈夫ですよ」と強調し練習を続けた。

 ドジャース・前田は17日のジャイアンツ戦先発に向けブルペンで15球の投球練習。広島時代の14年には、広島市の土砂災害被災者にマットレスを寄付するなど積極的に支援へ動いた。「一人でも多くの人に喜んでもらえるよう一生懸命に野球をやることも大切ですし、支援できることがあれば協力することも大切。現状を把握し、できることがあれば力になりたい」と話した。

続きを表示

2016年4月16日のニュース