巨人 救援陣背信投球で3位転落 長野通算100号先制弾実らず

[ 2016年4月14日 21:14 ]

<ヤ・巨>7回2死一塁、バレンティンに適時2塁打を浴びる巨人・山口

セ・リーグ 巨人4―6ヤクルト

(4月14日 神宮)
 巨人は戸根、山口の両左腕がリードを守れず逆転負け。0・5ゲーム差で2位につけていた阪神、広島に抜かれ、3位に転落した。

 初回、長野の通算100号となるソロで先制。3回に逆転を許したが、2点を追う6回にクルーズの左前適時打で反撃。小林誠の2点適時二塁打で逆転した。だが、救援がぴりっとしない。1点リードの6回に登板した戸根が先頭のバレンティンにいきなり一発を浴び同点に。続く7回から登板した山口もバレンティンに勝ち越し適時二塁打を打たれた。8回に登板したマシソンも1点を失った。

 2点を追う9回には1死二、三塁と一打同点の好機を作ったものの、片岡が一ゴロ。すぐさま一塁を踏んだ一塁手から捕手へとボールが渡り、三走・松本が三本間でタッチアウト。何とも不運な幕切れとなった。

 一方ヤクルトは先発の小川が6回途中4失点で降板したものの、秋吉、ルーキ、オンドルセクと無失点リレーで逃げ切り。チーム防御率はリーグ最下位の5点台だが、この日は好救援を見せた。

続きを表示

2016年4月14日のニュース