巨人 育成でドミニカ出身右腕獲得 年俸300万円、3軍で磨く

[ 2016年4月14日 05:30 ]

13年、ツインズ時代のソリマン(AP)

 巨人は13日、ドミニカ共和国出身のマヌエル・ソリマン投手(26)と育成契約を結んだと発表した。

 年俸は300万円(推定)。13年までツインズ傘下マイナーでプレーし、その後はプエルトリコ、ドミニカ共和国の国内リーグでプレーした右腕は、150キロを超える直球が武器。今年26歳以上となる新外国人選手の場合、支配下選手契約への移行は3月末までという規定があるが、ソリマンは「やるからには1軍で活躍したい」と球団を通しコメントした。

 3月にトライアウトを実施して獲得に動いた堤辰佳ゼネラルマネジャーは(50)は「3軍に入れて試合をこなして伸びるか伸びないか。費用対効果も考えてやってみないとわからない」と説明した。また、同じドミニカ共和国出身で、1メートル95の長身右腕のサムエル・アダメス投手(21)とも育成契約で合意間近で、両投手とも4月中の来日を予定している。

 ◆マヌエル・ソリマン 1989年8月11日生まれ、ドミニカ共和国出身の26歳。内野手として07年からツインズ傘下3Aに所属。09年に投手に転向し13年まで米国でプレー。投手としては主に1Aに所属しマイナー通算22勝25敗、防御率4・67。1メートル88、100キロ。右投げ右打ち。

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