大谷 DH放棄で打席へ!過去には西武の4投手が経験

[ 2016年4月12日 05:40 ]

仙台空港の搭乗口に向かう大谷
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 日本ハム・大谷翔平投手(21)に新たな二刀流プランが温められていることが11日、分かった。先発登板の試合で打席にも立つというもので、栗山英樹監督(54)が大谷本人とすでに話し合っていることを明かした。DHを放棄し、投手で先発打順に入れば自身初になる。今週は17日のロッテ戦(札幌ドーム)の登板が有力で、動向が注目される。

 過去、パのDH制の試合(交流戦のDH採用試合も含む)で、あえて指名打者を使わずに、投手が先発打順に入ったケースは

 年 球団 投手名  月 日 対 順
87 西武 渡辺久 10・20ロ(9)
90 西武 工 藤 10・11近(9)
92 西武 渡辺久 10・10近(9)
98 西武 西 口 10・10ロ(9)

 と西武の4度だけ。いずれもV決定後の日本シリーズ対策として行ったものだった。

 DH制のパ公式戦で投手が打棒を発揮した例を見ると、シュルジー(オ)の決勝弾がある。91年5月29日の近鉄戦に救援すると、5―5の11回に劇砲。00年8月7日のオリックス戦では松坂(西=現ソフトバンク)が9回2死満塁から代打で登場し2点適時中前打を放った。

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