今は昔「外野手出身=監督不向き」 今季セ監督は最多5人

[ 2016年4月12日 10:15 ]

阪神の金本監督

 今季のセ・リーグは巨人・高橋由伸監督(41)、阪神・金本知憲監督(48)、DeNA・アレックス・ラミレス監督(41)と3人が新人監督として指揮を執っている。ともに共通するのが現役時代にいずれも外野手だったこと。そこで現役時代のポジションから見た監督事情に着目してみた。 (記録課・宮入 徹)

 昨年のセ・リーグはヤクルトの真中新監督が、2年連続最下位のチームを優勝に導いた。真中監督は現役時代に外野手として活躍。ヤクルトでは01年の若松監督以来2人目の外野手出身の優勝監督となった。今季は続投の真中、緒方(広)両監督、それに高橋(巨)、金本(神)、ラミレス(D)の新人監督3人を加え5人までが外野手出身。2リーグ制後、両リーグに分けた各シーズンのポジション別監督人数を出した。すると昨年まで外野手出身の最多は56年パ、72~74年セと4度あった4人。5人は今季のセが初めてだ。

 外野手の場合、試合中にバッテリー間のやりとりや、内野の連係プレーなどに直接関与するケースはほとんどない。そのため監督としては不向きとの声も聞く。実際、2リーグ制後、リーグ優勝した監督の現役時代のポジションを見ると内野手出身が82度で最多。次いで捕手21度、投手16度、外野手9度となっており、最も少ない。

 それでも、10年以降の両リーグ優勝監督は内野手、外野手各5度、投手2度。特にパは10、11、14年秋山監督(ソ)、12年栗山監督(日)と外野手出身が6シーズン中4度ある。外野手出身監督の指揮能力は着実にレベルアップしている。

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