高卒3年目の巨人・平良、ほろ苦デビュー 福留がプロの洗礼

[ 2016年4月7日 19:09 ]

<巨・神>力投する巨人先発の平良

セ・リーグ 巨人―阪神

(4月7日 東京D)
 巨人の高卒3年目・平良拳太郎投手(20)が7日の阪神戦(東京ドーム)でプロデビュー。3回2/3を投げ、4安打4失点とほろ苦い結果に終わった。

 プロ初登板が伝統の一戦での先発。初回先頭の高山に中前打を許したものの、横田を二ゴロ、ヘイグと福留を2者連続で見逃し三振に仕留め、無失点で切り抜ける。続く2回はゴメス、鳥谷を連続で空振り三振、西岡を三邪飛に打ち取り3者凡退。3回はわずか6球で3者凡退に抑えた。

 ところが打順が2巡目に入った4回1死からヘイグを四球を歩かせると、続く福留に右越え2ランを被弾。2死後に鳥谷に四球を与え、西岡に左前打、さらに岡崎にも四球を与えて満塁のピンチを招き、投手のメッセンジャーに右前2点適時打を浴び、降板を告げられた。

 平良は沖縄・北山高からドラフト5位で巨人入り。昨季は2軍で16試合に登板。ファーム日本選手権でも先発を任された右腕で、今季の飛躍が期待されている。

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