マエケン白星デビュー!メジャーの舞台で投打に躍動「すごく興奮した」

[ 2016年4月7日 14:19 ]

パドレス戦で先発したドジャースの前田 (AP)

ナ・リーグ ドジャース7―0パドレス

(4月6日 サンディエゴ)
 ドジャースの前田健太投手(27)が最高のかたちでメジャーリーガーとしてのスタートを切った。

 打線好調のドジャースは初回に4得点を挙げ、マウンドにまだ上がる前の前田を援護。「あれでベンチのムードが良くなり、マウンドに上がりやすくなった」とパドレス打線に相対した右腕はユニホームが赤から青になっても変わらぬパフォーマンスを披露した。

 「走者を出す場面が多かったが、粘り強く投げられた。無失点で終わることができて良かった」と6回無失点の投球を振り返る前田。最後のイニングとなった6回は1死一、三塁とピンチを招いたが、ここでマイヤーズを一ゴロ、さらにソラーテを空振りの三振に切って取り、思わずガッツポーズを見せた。本人はこの場面が最も印象に残っているという。

 投球だけでなくバットでも米国のファンにアピール。4回の第2打席ではレフトスタンドへ豪快に白球を叩き込み、「まさか打てるとは思っていなかった。びっくりした」と白い歯を見せた。

 9回、ソラーテの放った外野フライをプイグがつかみ試合終了。ベンチでこれを見つめていた前田は、「この瞬間を味わうためにここに来た。すごく興奮した」と心情を吐露。「ドジャースに入団できて良かった」という言葉を続け、メジャーデビュー戦での初白星に感慨深げな表情を見せていた。

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2016年4月7日のニュース