マエケン メジャー初陣は6回無四球無失点 バットでも豪快な一発

[ 2016年4月7日 12:26 ]

パドレス戦で先発したドジャースの前田 (AP)

ナ・リーグ ドジャース―パドレス

(4月6日 サンディエゴ)
 ドジャースの前田健太投手(27)が6日のパドレス戦で先発し、メジャーデビューを果たした。

 開幕2試合で計18得点と好調なドジャース打線は初回に3本の適時打で幸先良く4点を先制。マウンドへ上がる前に大量援護を受けた前田は、パドレス打線を三者凡退に切って取り、上々のスタートを見せた。

 2回は1死から迎えた5番・ソラーテの見せたセーフティーバントを一塁へ悪送球。自身のエラーで二塁への進塁を許したが、ノリス、ラミレスの後続を断った。

 打順がニ回り目となる3回を再び三者凡退とすると、直後の4回の打席では左越えのソロ本塁打を放ち、バットでも米国のファンにアピール。前田は4回に1死からケンプ、マイヤーズの中軸に連打を浴びたが、本塁は踏ませず、この回もスコアボードに「0」を並べた。

 5回はこの試合、3度目の三者凡退。6回はジェイとケンプの安打で1死一、三塁とされたが、マイヤーズを一ゴロ、ソラーテを空振りの三振に打ち取って見せた。

 結局、前田は勝ち投手の権利を残し、この回限り84球で降板。メジャーデビュー戦は6回5安打4奪三振無失点、さらに無四球と堂々たる投球を披露した。

続きを表示

この記事のフォト

2016年4月7日のニュース