早実2回戦敗退 清宮 公式戦全て安打の2安打も「力不足」

[ 2016年4月7日 05:30 ]

<都昭和・早実>試合後の囲み取材で、悔しそうな表情を見せる早実・清宮

春季高校野球東京都大会・2回戦 早実2―6都昭和

(4月6日 八王子市民)
 春季高校野球東京都大会は6日、2、3回戦9試合が行われた。早実は都昭和の前に昨秋に続く2回戦敗退。

 清宮幸太郎外野手(2年)は4打数2安打1打点もノーアーチに終わり「力不足。相手投手にうまく打ち取られてしまった」と目にうっすらと涙を浮かべた。

 3回に右前打。5回は広い二遊間を抜けるゴロを激走で二塁打にした。ただ、初回1死一、三塁では変化球を打たされた二ゴロ。7回もボール球に手を出した二ゴロに倒れた。「きょうみたいな打撃は4番としての姿じゃない」と唇をかんだ。

 1年春から公式戦21試合連続安打。無安打の試合がないまま、2年連続甲子園出場へノーシードから挑戦する夏へと向かう。「チームを代表する打者になって帰ってきたい」。5月には秋田など全国各地で行われる招待試合にも出場予定。悔しさを胸に成長を遂げる。 (松井 いつき)

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