マリナーズ今季初勝利 青木マルチ安打 岩隈は勝ち負けつかず

[ 2016年4月6日 12:40 ]

レンジャーズ戦に先発したマリナーズの岩隈 (AP)

ア・リーグ マリナーズ10―2レンジャーズ

(4月5日 アーリントン)
 マリナーズがレンジャーズとの開幕2戦目で今季初勝利を収めた。

 マリナーズは2―2の同点で迎えた7回、この回からマウンドに上がった元ヤクルト、バーネットを攻め、マーティンの適時打で勝ち越しに成功すると、なおも2死三塁の好機。この場面で「1番・左翼」でスタメン出場の青木が中前適時打を放ち、リードを広げた。

 青木はこれが今季初安打。8回にも左前打を記録し、この試合は5打数2安打という成績だった。なお、李大浩も「8番・一塁」でスタメン出場を果たしたが、こちらは2打席凡退後、7回に代打を送られ、メジャー初安打はお預けとなった。

 マリナーズの猛攻は8回も続き、カノの右越えソロなど3本の本塁打とシーガーの適時打で一挙6得点。今季初登板となった先発の岩隈は5回を投げ、6安打2失点で降板。白星は2番手のビンセントについた。

 レンジャーズは打線が4回に岩隈を攻め、アンドルスとチリーノスの連続適時打で試合を振り出しに戻したが、先発・ペレスのあとを引き継いだリリーフ陣が9安打8失点と崩壊。7回から登板したバーネットは2/3回を投げ、3安打2失点とほろ苦いメジャーデビューとなった。

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