11点猛攻で楽天首位 茂木プロ初猛打賞で17安打けん引

[ 2016年4月6日 05:30 ]

<オ・楽>3回二死一、二塁、茂木は技ありのバッティングで右前にタイムリー

パ・リーグ 楽天11-0オリックス

(4月5日 京セラD)
 マイクを向けられた顔が初々しかった。初めて経験するヒーローインタビュー。プロ初の3安打猛打賞を放った楽天・茂木は白い歯を輝かせた。

 「必死にやった結果がこういう結果につながった。3本出て良かった」

 ドラフト3位ルーキーが、今季最多タイの17安打で11点を奪った打線の火付け役となった。2回2死、西の144キロ内角直球をバットを折りながら右前へ。2―0の3回2死一、二塁は、外角チェンジアップに泳がされながら右前適時打。8回1死は中前打で出塁して、後藤の3ランをお膳立てした。3安打とも2ストライクと追い込まれながらの安打には「初球から振っていこうと思っていた中、追い込まれても粘れた」と胸を張った。

 早大2年秋、茂木は不整脈が見つかり、カテーテル手術を受けて3週間の入院を余儀なくされた。体重も72キロから68キロまで痩せ落ちたが復帰後はそれまで以上にウエートトレーニングに励み、プロへの道を切り開いた。大学まで三塁が本職も、チーム事情で春季キャンプから遊撃に挑戦。新人野手で球団史上初となる開幕スタメンを勝ち取ると、ここまで全9試合フル出場。チームに必要不可欠な正遊撃手として存在感を示している。

 チームはロッテと同率ながら今季初の首位に浮上。梨田監督は監督通算650勝を達成した。山本浩二氏を抜いて単独19位にも「まだまだ通過点。720、730勝しないと優勝できない。それを目標に一試合一試合戦う」ときっぱり。生きのいい新人も現れ、2年連続最下位のチームが上昇気流に乗ってきた。(徳原 麗奈)

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