開幕戦1安打勝利にダル興奮 1900年以降では初

[ 2016年4月6日 05:30 ]

マリナーズとの開幕戦に勝利し、ガッツポーズするレンジャーズのダルビッシュ(左)とルイス

ア・リーグ レンジャーズ3―2マリナーズ

(4月4日 アーリントン)
 レンジャーズが、近代野球とされる1900年以降では初めての「開幕戦1安打勝利」をマークした。0―2の5回。2四球と失策などで1死満塁とし、押し出し四球と左前のポテン安打、遊ゴロ失策で3点を奪い逆転した。「こんな勝ち方は初めてだよ。あとは(試合内容も)上がるだけ」。チーム唯一の安打を放ったフィルダーは、笑いをこらえ切れない。右肘手術からの復帰を目指すダルビッシュも、ベンチで興奮気味にナインの戦いを見届けた。

 相手は過去8年の開幕戦で6勝0敗のヘルナンデスを擁し、近代野球最長の開幕戦9連勝中だったマリナーズ。ジェフ・バニスター監督は「素晴らしい投手にしぶとい打撃を続けてきた結果」と四球を選び、内野ゴロで失策を誘った打線を評価した。レ軍はアスレチックスを相手に0―8の完敗を喫した昨季初戦もわずか1安打。今年は白星をもぎ取った。

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2016年4月6日のニュース