木村拓也さんが倒れた4・2マツダ…由伸巨人 無念の今季初零敗

[ 2016年4月3日 07:04 ]

<広・巨>4回無死、高橋監督(中央)は右越えソロの丸を見つめる

セ・リーグ 巨人0―3広島

(4月2日 マツダ)
 勝負師の指揮官は心底、悔しげだった。巨人は三塁も踏めず4安打で今季初の零敗。2敗目を喫した高橋監督は奥歯をかみしめながら「打たないといけないですね」と絞り出した。

 得点圏に走者を進めたのは3度。2回から7回までは無安打と、前日まで1試合平均5.3得点と好調の打線が振るわなかった。唯一、無死で走者を出した8回無死一、二塁は小林誠がスリーバント失敗。「何とか、もう一ついい形をつくれればと思った」と高橋監督。昨年、リーグ最低のバント成功率.703という課題が接戦の中で露呈した。小林誠は「打てないんだったら決めないと」と言い、村田ヘッドコーチも「最低でも1点。流れが違っていたかもしれない。課題でなく反省、ミス」と振り返った。

 4月2日、マツダスタジアムでの広島戦。2010年、同じ日、同じ場所で試合前に木村拓也さん(当時内野守備走塁コーチ、享年37)がくも膜下出血で倒れ、同7日に亡くなった。この日は地元・宮崎で七回忌。勝利を届けることはできなかった。日本復帰後の黒田とは3試合の対戦で1勝2敗。「苦手も得意もない。まだ対戦が少ないし」。高橋監督はチームに負けん気を植え付けるように、そう言った。 (春川 英樹)

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