巨人、延長制し開幕から7戦6勝 広島ドラ1岡田は初勝利ならず

[ 2016年4月1日 22:12 ]

<広・巨>9回1死一、三塁ギャレットの一野選で生還した立岡はナインの出迎えを受ける

セ・リーグ 巨人6―4広島

(4月1日 マツダ)
 高橋新監督率いる巨人が2戦連続の延長戦の末、広島に4―3で競り勝ち、開幕から3カード連続で初戦白星を飾り、7戦6勝とした。3―3の10回2死二塁から立岡が中越え適時三塁打を放ち、決勝点を奪った。

 先発の高木は1点の先制点をもらった初回1死一塁からルナに左越え1号2ランを被弾。続く2回には連打で無死一、三塁のピンチを招き、自らのボークで1点を献上したが、2回以降は6回まで広島に追加点を許さなかった。

 打線は1―3の7回2死一、三塁からギャレットの右前適時打で1点差。さらに2死一、三塁からクルーズの打球が三塁ルナの失策を誘い、三走・坂本が生還して同点に追いついた。3―3の9回には1死から立岡の二塁打、坂本の左前打で一、三塁とし、ギャレットの一ゴロで三走・立岡が生還して勝ち越した。

 その裏、抑えの沢村が田中に左中間三塁打を許し、中継ミスも重なって同点に追いつかれたが、延長10回1死から代打・片岡が左安打で出塁し、二盗。2死後に立岡の中越え三塁打で勝ち越しのホームを踏んだ。巨人はさらに2死一、三塁から吉川の二塁内野安打で1点を加えた。

 広島はプロ初登板初先発のドラフト1位ルーキー岡田が6回2/3を投げて9安打3失点(自責2)と好投したが、打線が3回以降は追加点が奪えず、7回には失策で同点とされるなど新人右腕の足を引っ張った。土壇場の9回に田中の左翼線三塁打と敵失で同点に追いついたものの、延長で力尽きた。

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