広島ドラ1岡田は7回途中3失点 ドラ2横山に続く初勝利ならず

[ 2016年4月1日 20:44 ]

<広・巨>力投する広島のドラ1右腕・岡田

セ・リーグ 広島―巨人

(4月1日 マツダ)
 広島はドラフト1位ルーキー岡田が1日の巨人戦(マツダ)でプロ初登板初先発、6回2/3を投げて9安打3失点(自責2)で初勝利はならなかった。

 3月30日の中日戦(ナゴヤD)ではドラフト2位の横山が7回2/3を5安打3失点で初登板初勝利を飾っており、同一シーズンで新人2人が初登板初勝利なら球団初だったが、惜しくも快挙を逃した。

 緊張と重圧のかかる初回のマウンド。岡田は先頭の長野に右前打を許すと、1死後に坂本に中越え適時三塁打を浴びて1点を失う。ルナの2ランで逆転してもらった2回も先頭の村田に中前打を許し、1死後に投手の高木に四球を与えて一、二塁のピンチを招いたが、長野を中飛、立岡を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けた。

 3回には1死満塁の場面で村田に対して速球を4球続けてニゴロ併殺に仕留め、ピンチを脱した。新人らしからぬ強気の投球で走者を背負いながら巨人に追加点を許さなかった岡田だが、2点リードの7回に1点を失い、なお2死一、三塁の場面で降板。代ったジャクソンがクルーズを三ゴロに仕留めたが、これを三塁手のルナが失策。同点に追いつかれ、岡田の白星が消滅した。

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