ラミDeNA 痛恨ミスミス黒星「凡事徹底」できず

[ 2016年4月1日 06:18 ]

<D・巨>11回2死二、三塁、村田の打席について抗議したラミレス監督

セ・リーグ DeNA4-6巨人

(3月31日 横浜)
 DeNAはキャンプから掲げてきた「凡事徹底」ができず、今季初の延長戦に敗れた。延長戦は昨季から12連敗だ。

 ラミレス監督は「試合でミスは起こり得る。振り返っても結果は変わらない」と選手を責めなかった。3―3で迎えた10回は、1死一塁で亀井の二塁への平凡なゴロを途中出場の山下幸が併殺を焦るあまり捕り損ない、一塁のアウトしか取れなかった。俊足の代走・鈴木が二塁に残ったことで外野は極端な前進守備。直後に村田に中越えに適時二塁打を浴びた。

 直後の10回の攻撃では2死一、二塁から荒波の中前へのポテンヒットで二塁から柴田が生還。だが、一塁走者の下園も本塁生還を狙い三本間で挟まれて憤死した。決勝点を奪われた11回にも新人捕手の戸柱が捕逸を犯すなどミスがあった。

 開幕から2カード連続で負け越し、借金は2。ラミレス監督は「我々は戦い続けるしかない」と必死に前を向いた。(山田 忠範)

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2016年4月1日のニュース