ヤクルト8人リレー総力ドロー ペレスに続き徳山もインフル抹消

[ 2016年4月1日 08:13 ]

<ヤ・神>ヤクルト先発のデイビーズ

セ・リーグ ヤクルト6-6阪神

(3月31日 神宮)
 ロングゲームを終えたヤクルト・真中監督は「勝ちきれなかったが、みんな諦めず頑張ってくれた」と息をついた。

 初回だけでなく7回、延長11回といずれもリードを許した直後に同点に追いつく粘りを見せた。一方、救援陣が不安を露呈した。

 3―2の7回から登板した3番手の杉浦が1回3安打3四球で3失点。オープン戦途中に先発から中継ぎに転向し、この日で3試合目の登板だが、僅差リードした場面は初めてだった。「1球で試合が変わってしまう。切り替えて反省したい」と必死に前を向いた。

 昨季リーグ王者を襲う投手陣の厳しい台所事情。試合前、徳山が都内の病院でインフルエンザA型と診断されて出場選手登録を外れた。同じ中継ぎのペレスも29日に同症状で抹消されたばかり。急きょ合流した寺田も含めて8投手をつぎ込む展開で、負けなかったことが唯一の救いだった。

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2016年4月1日のニュース