マーとの再戦 サイ・ヤング賞腕カイケルが熱望

[ 2016年4月1日 05:30 ]

 4日(日本時間5日)のアストロズとの開幕戦先発が確実なヤンキースの田中が30日(同31日)、昨季サイ・ヤング賞左腕から再戦を熱望された。開幕戦で投げ合うことになる同じ1988年生まれのア軍のカイケルは「楽しみだね。特に田中との投げ合いになればいいマッチアップだ」と目を輝かせた。

 田中がカイケルと投げ合うのは昨年10月6日、ア・リーグのワイルドカードゲーム以来だ。田中は5回2失点だったが、カイケルは6回無失点の快投。ア軍に0―3で敗れ、地区シリーズ進出を阻まれた。そのカイケルはこの日、フィリーズを相手にオープン戦最終登板し、7回を2安打無失点。オープン戦4試合で計17回無失点と、万全の仕上がりを見せている。田中はオープン戦最終登板で4回1失点だった29日のフィリーズ戦(降雨ノーゲーム)から一夜明け、キャッチボールなどで調整した。日本投手では、ドジャースの野茂英雄(03、04年)以来2人目の2年連続開幕投手となる右腕は「(体調は)大丈夫ですよ」と笑顔で球場を後にした。(タンパ・東尾 洋樹)

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2016年4月1日のニュース