高松商 同一大会史上初の兄弟アーチ 兄・植田響が前日の弟に続いた

[ 2016年3月29日 05:30 ]

<海星・高松商>8回2死、植田響が左中間ソロを放つ

第88回センバツ高校野球準々決勝 高松商17―8海星

(3月28日 甲子園)
 高松商が22安打17得点の猛攻で51年ぶりの4強入り。勝利を決定的にしたのは4番の一発だった。10―7と追い上げられた直後の8回、2死から植田響が左中間へ会心の一撃を叩き込んだ。

 「きのう弟が打ったので、このままでは兄の立場として香川に帰れないと思った。弟に追いつけた」。6番を打つ1つ下の弟・理久都は、創志学園との2回戦で左中間へ本塁打を放っていたが「通算では、僕の方が上」と話す兄の意地の一発が、同一大会では史上初となる兄弟アーチにつながった。

 弟も4安打2打点と連日の大暴れなど打線が爆発。1909年創部で第1回大会優勝という輝かしい伝統を誇る同校にとって、春夏を通じ甲子園の最多得点となった。それでも捕手でもある植田響は「たくさん点を取ったけど、だらだらした試合になってしまった。配球が悪すぎた」と反省も忘れない。壮絶な打撃戦を制した長尾健司監督も「素直に喜んでいいのか…。次は守り勝つ野球をしたい」と気を引き締めた。昨秋の明治神宮大会を制した実力は本物。56年ぶりの頂点まではあと2勝だ。

 ≪史上初の兄弟アーチ≫高松商の植田響介が準々決勝・長崎海星戦でソロ。弟の理久都が2回戦・創志学園戦で2ランを放っており春夏通じて同一大会における史上初の兄弟アーチとなった。兄弟本塁打は、津久見の中川信秀(72年夏)と津久見・中川恒延(77年夏)、明徳義塾・田辺佑介(02年夏)と明徳義塾・田辺真悟(03年夏)、広陵の上本博紀(03年夏)と広陵・上本崇司(08年夏)などがある。

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