高松商 51年ぶり4強進出!取られたら取り返す22安打17得点

[ 2016年3月28日 18:36 ]

<高松商・海星>8回表2死、高松商・植田響は左中間にソロ本塁打を放ち、ガッツポーズを決める

第88回選抜高校野球大会 準々決勝 高松商17―8海星

(3月28日 甲子園)
 第88回選抜高校野球大会は28日、準々決勝が行われ、第4試合は昨秋の明治神宮大会覇者で春20年ぶり出場の高松商(香川)が22安打17得点を奪って春初8強の海星(長崎)の追い上げを振り切り17-8で大勝。1965年以来51年ぶりの4強進出を決めた。

 初回に1死一、二塁の先制機を重殺で逸した高松商は2回無死三塁で植田が左前適時打、さらに2死二塁として山下が中前適時打を放ち、この回2点を先制。3回には1死二塁から米麦が中前に運んで加点、5回は無死二、三塁から荒内のスクイズで三走・山下が生還すると、なおも1死三塁から米麦の右犠飛を放って5点目を奪った。その後は海星に追い上げられるが、6回以降も着実に加点して流れを手放さなかった。

 海星は2点を追う2回1死満塁、先発・春田の打席で代打に松村を起用して早めの継投で仕掛けたが実らず。打線が12安打8得点と奮起したが投手陣が踏ん張りきれなかった。

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