ヘイグ、虎来日1年目初の開幕3戦連続打点!開幕前“泣きどころ”懸念も

[ 2016年3月28日 06:36 ]

<神・中>6回2死一、三塁、ヘイグが右前に勝ち越し適時打を放つ

セ・リーグ 阪神5―4中日

(3月27日 京セラD)
 開幕3連戦を2勝1敗と勝ち越した阪神・金本監督は、表情に自信をにじませていた。「開幕は落としたけど、この2連勝で確信できた」。大きな収穫は新助っ人・ヘイグの好発進だ。キャンプは左脇腹痛で別調整、オープン戦も打率・194と低調。開幕を前に「泣きどころというか、ヘイグ次第」と懸念していた3番打者が、ふたを開ければ球団初の「快幕」だ。

 来日1年目の阪神選手で初の開幕3試合連続打点。この日は決勝点を叩き出した。4―0から追いつかれて迎えた6回。2死一、三塁で、田島の外角直球に逆らわず一、二塁間を割った。3試合目で初の右方向への安打に「それが自分の持ち味だから。最初の2球が外角に来たので、右方向への意識があった」。ブルージェイズ傘下3Aで昨季は打率・338、11本塁打、92打点。インターナショナルリーグMVPを獲得した技術と勝負強さは、本物だった。

 謙虚なナイスガイがムードメーカーとして一役買っている。26日に適時二塁打を打った際、平田チーフ兼守備走塁コーチが「ヘイ、グー!(Hey good)」とオヤジギャグをさく裂させると一気にベンチが盛り上がり、初勝利につながった。この日は平田コーチが黙っていたため金本監督が強権発動。「きょうは言わなかったから強制でね。年上のコーチですけど“なんでヘイ、グー!しないんですか”と言って、やってもらった」と内幕を明かした。

 連日のお立ち台。ブ軍同僚だった川崎(現カブス)から習った決めぜりふ「カンパイ!」を前日は緊張のあまり忘れてしまったが、この日は言えた。でも「コンパイ…、カンパイ?」と舌が回らず「きょうも緊張してしまった…」。照れる姿は観客席でほほ笑む宮沢りえ似の美人のエリカ夫人だけでなく、ファンのハートもがっちりつかまえた。

 ◆マット・ヘイグ 1985年8月20日生まれ、米ワシントン州出身の30歳。オクラホマ州立大から08年ドラフト9巡目(全体264番目)でパイレーツと契約。12年4月7日フィリーズ戦でメジャーデビュー。15年はブルージェイズでプレー。チームメートに川崎宗則がいた。1メートル91、102キロ。右投げ右打ち。

 ≪ゴメスら2試合≫ヘイグ(神)が開幕戦から3試合連続の打点。阪神の新外国人選手では76年ブリーデン、14年ゴメスが開幕戦から2試合連続打点を挙げているが、3試合はヘイグが初めて。同年のブリーデンは40本塁打、ゴメスは打点王と活躍している。

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