夫人の名前呼びタメ 研究熱心ギャレット 大振りやめ即結果

[ 2016年3月28日 06:27 ]

<巨・ヤ>8回無死一塁、ギャレットは逆転2ランを放つ
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セ・リーグ 巨人3―2ヤクルト

(3月27日 東京D)
 巨人・ギャレットは真面目な外国人だ。オープン戦では試合前のアップ後、球場外の室内練習場に戻り試合開始3分前まで打撃マシンを打った。凡退すればすぐさまフォームを映像で確認する。高橋監督は「日本の野球に慣れようと向上心を持って、努力、研究をしてくれている」と評価する。

 来日直後は日本特有の緩い変化球に苦しんだ。内田打撃コーチから夫人の名前をゆっくり呼びながらタメをつくるようにアドバイスを受け、今でも「キャシーだぞ!キャシー」と声を掛けられる。もう一人の新外国人・クルーズが前日、ロッテからの移籍1号を放った。焦りはあったが「大きいのを狙いすぎている。大振りはやめよう」と肩の開きを抑えた。その真摯(しんし)な姿勢が、最高の結果につながった。

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