4点援護守れず…球児 ホロ苦復帰登板「安全に、という気持ちが…」

[ 2016年3月28日 05:30 ]

<神・中>5回1死二、三塁、ビシエドに2点打を打たれぼう然の藤川

セ・リーグ 阪神5―4中日

(3月27日 京セラD)
 1289日ぶりのマウンドで唇をかんだ。12年9月15日巨人戦以来の公式戦登板となった阪神・藤川が5回7安打4失点。序盤に4点の援護を受けたが、要所で踏ん張りきれず12年7月14日ヤクルト戦以来となる勝利は次回以降にお預けとなった。

 「オープン戦でも投げたマウンドだし、普通に(上がった)。立ち上がりがね、コントロールが良すぎた。きっちり勝っておかないといけない試合。他のピッチャーなら勝っていたと思うし、まだ、(自分は)そういう投手だということです」

 前回の阪神在籍時と同じ「LINDBERG」の「every little thing every precious thing」で登場。3回まで1安打と抜群の投球だったが、4回につかまった。1死からビシエドに緩いカーブを中堅にソロアーチを浴びるなど2失点。逆球が増えた5回は1死二、三塁からまたもビシエドに、今度は内角速球を右前に力で運ばれ2者が生還し追いつかれた。

 「安全に、という気持ちが出たかも。でもチームが勝ったので良かった。自分がどうこう、というのはないんでね」

 宜野座キャンプ中にあった投手会の食事の席で、ブルペン入りの頻度や球数を抑える若手を「お前ら、やばいぞ」と叱咤(しった)。故障のリスクを怖れキャンプ完走が目標になっていた後輩の背中を叩いた。一方で、同席していた下柳臨時投手コーチのテーブルに岩崎、岩貞ら左腕を連れ師事を仰ぐ機会を与えるなど、兄貴分的な役割も果たしてきた。

 金本監督からは「きょうの勝ちは球児が一番救われたと思う。責任感が強すぎるからね」と言われた。「自分のことは反省してやる。チームが最後まで勝ち切るシーズンにしたい」。同じ過ちは繰り返さない。球児が次回は凄さを見せる。(湯澤 涼)

 ▼中日・谷繁監督(現役時代は対戦もあった阪神藤川の印象)抑えのそういうところを見せつつ、うまくイメージチェンジしてきた。彼は器用、きょうは上手なピッチングをしていた。

 ▼阪神・高橋(7回2死一塁で登板し、四球の後、中日・高橋を三振斬り。古巣相手に移籍後初のホールド)いいところで投げさせてもらえた。

 ▼阪神・マテオ(9回に登板。好調ビシエドら相手中軸を3人で抑えて来日初セーブ)これからも自信を持って投げるだけだ。

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