金銭授受問題、次々と問題発覚…開幕直前23日に代表者会議

[ 2016年3月22日 22:26 ]

 プロ野球は巨人の野球賭博問題に端を発し、選手間での現金授受が多くの球団で発覚するなど次々と問題が明るみに出て、23日に12球団の代表者会議が開かれることが決まった。セ・リーグは17日、パ・リーグは18日にそれぞれ臨時理事会を開催して収束を図ったはずが、事態は拡大。開幕直前になっても騒動が収まる気配はない。

 22日にも新たな事案が明らかになった。ソフトバンク、ヤクルト、阪神の3球団で高校野球を対象にした現金のやりとりがあったことが分かった。西武はチーム関係者が野球賭博問題で無期失格処分となった巨人の笠原将生元選手らと過去に賭けマージャンを行っていたことを発表。巨人は高木京介投手の契約解除を発表した記者会見で、選手の「闇スロット」通いなどを明らかにした。

 開幕を25日に控え、現状や対策をファンにどう説明するのか。代表者会議での12球団の対応が注目される。

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2016年3月22日のニュース