楽天 梨田監督、慈眼寺で必勝の護摩祈祷「心がスキッとした」

[ 2016年3月22日 16:11 ]

仙台市の慈眼寺で必勝祈願の護摩祈祷を行った楽天・梨田監督ら

 楽天の梨田昌孝監督(62)が22日、立花陽三球団社長らとともに仙台市の慈眼寺で必勝祈願の護摩祈祷を行った。

 梨田監督らが願いをしたためた「護摩木」と呼ばれる板を、同寺の塩沼亮潤(しおぬま・りょうじゅん)住職が火にくべて祈祷。護摩堂に塩沼住職の力強く清らかな読経が響き渡ると、指揮官は静かに目を閉じ、祈りを捧げた。

 塩沼住職は99年に奈良・吉野の大峯山(標高1719メートル)山頂まで、往復48キロを1日も休まず、開山の間(5~9月)、1000日間登り下りする「千日回峰行」を達成した「大阿闍梨(おおあじゃり)」。梨田監督は以前、山形県で塩沼住職と出会い「すごくオーラのある人」と魅せられた。球団が同寺で護摩祈祷を行うのは初めてで「こうやって仙台の地に引き寄せられたのも何かの縁」と話した。

 護摩木には「チームの優勝、日本一と選手が1年間元気でいられるようにと書いた」という指揮官。祈祷を終え「心がスキッとしてさわやかな気持ちになった」と25日に迫ったシーズン開幕に向けて気を引き締めた。

 指揮官の隣で必勝を祈った立花社長も「改めてチームが1つになって日本一を獲ろうという気持ちになった」と13年以来のリーグ優勝、日本一を誓った。

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2016年3月22日のニュース