内海不振で…菅野 開幕から中5日フル回転へ スタートダッシュ勝負手

[ 2016年3月19日 05:30 ]

外野で力を込めてキャッチボールをする菅野

 巨人の菅野智之投手(26)が開幕から中5日でフル回転することが18日、分かった。当初は先発6人、中6日で回す構想だったが、内海哲也投手(33)の不振を受けてローテーションを再編成。先発5人でスタートして、菅野は3年連続開幕投手を務める25日のヤクルト戦(東京ドーム)から中5日で31日のDeNA戦(横浜)にも先発する。高橋巨人が開幕から勝負手を打ち、スタートダッシュをもくろむ。

 開幕ダッシュの命運を握る先発陣の全容が見えてきた。東京ドームで全体練習を指揮した高橋監督はこの日、開幕ローテーションは固まったのかという問いに「何となくという感じですね」と明言こそ避けたが、方向性は定まっていることを示唆。最初の2カードを5投手で回す。

 開幕カードとなる25日からのヤクルト3連戦(東京ドーム)は初戦から菅野、田口、桜井。次カードのDeNA戦(横浜)はポレダ、高木勇が担う。そして3戦目には大役を務め上げた菅野が、早くも中5日でマウンドに上がることになった。

 当初はDeNA戦の3試合目は内海に任せる計算だった。ところが、昨季悩まされた左肩の違和感の影響か調子が上がらず、16日のヤクルトとのオープン戦(神宮)では4回途中8失点(自責7)。現状では開幕ローテーション入りは難しいと判断された。

 同じ試合で3番手としてマウンドに上がった今村は、4回を1安打無失点。オープン戦3試合、計8回を防御率1・13と結果を残した。先発6人目に抜てきするプランもあったが、菅野の中5日先発が最善策と判断。今村は開幕3カード目の4月1日からの広島3連戦に控える。

 菅野はシーズン前最後の登板となる、19日の楽天戦(東京ドーム)での先発に向けて、遠投や強めのキャッチボール、短距離ダッシュで最終調整した。開幕前最後のマウンドを前に「やってきたことを再確認したい。体の状態は凄くいいので、体調を維持して。さらに良くして、開幕に臨みたい」と気持ちを高めていた。

 股関節の手術を受けリハビリ中の杉内に加え、今年に入ってからマイコラスが右肩の張りを訴え、内海が不振と計算通りにはいかなかった。昨季は貧打に苦しんだ打撃陣もオープン戦期間中に24イニング連続無得点となるなど、好不調の波は大きい。チームの危機を救うのは、エースの他にはいない。

 高橋監督は開幕投手通達時、菅野に対し「厳しい要求をしていく。期待の裏返しと思ってくれ」と伝えたことを明かしている。開幕からの中5日登板は、まさに期待の裏返し。エースは重圧に打ち勝ち、結果で応える。

 ≪12年内海以来≫巨人の開幕投手が次戦に中5日で先発すると12年内海以来になる。もっとも、内海は開幕戦、2試合目とも黒星。2リーグ制後、チームの開幕投手が中5日以内で先発し2連勝は54年大友(中2日)、83年西本(中4日)、89年桑田(中4日)、10年内海(中5日)と4人いる。菅野の入団以来のシーズン1、2戦成績は13年-●、14年●●、15年●○の通算4勝1敗だが、今季はどうか。

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