岩隈 スポーツアカデミー開校のワケ「正しい知識、最新の情報を」

[ 2016年3月19日 10:30 ]

都内にグランドオープンした「IWA ACADEMY」の4階ストレングス・フィールド

 3月1日、東京都内にマリナーズの岩隈久志投手(34)が監修するスポーツアカデミー「IWA ACADEMY」がグランドオープンした。JRでは市ケ谷、四ツ谷駅から徒歩数分の距離にあるビルの3フロアを使用する「全スポーツ、全世代に対応する複合型のスポーツ空間」。会員の対象はプロ、アマチュアを問わない老若男女だ。

 「100メートル走で10秒を切りたい」や「プロ野球で初勝利を挙げたい」などトップアスリートの願望から「腰痛を治したい」や「上手に走れるようになりたい」など日常生活で抱える悩みなど、どんな希望、要望にも対応できるスタッフがそろう。今月上旬に記者が取材のために足を運んだ際も「草野球の打率を上げたい」という30代男性が、地下1階プラクティス・フィールドで打撃指導を受けていた。最新治療機器も完備しており、故障箇所の治療はもちろん、大会前のコンディション調整にも最適だ。

 岩隈は開校の理由について「野球界だけではなく、スポーツ界全般の発達、発展、前進、進歩のため、自らが取り組む技術やメソッドなどを多くの方々に伝える場を作りたいと思い、当アカデミーを開校することになりました」と話している。日米で実績を残している右腕も99年ドラフト5位で近鉄に入団した当初、故障に苦しんだことがあった。それでもリハビリ時に学んだトレーニングやメンテナンス法、そして栄養学などは、その後の成長の糧となり、現在の活躍も支えている。特にトレーニング法は全世界で日々進化しており、岩隈も「当アカデミーは正しい知識、最新の情報、本物の商品を伝える場にしたい」と意気込む。

 施設責任者の亀田恭之氏(44)は「当アカデミーではスポーツだけでなく英会話も学べます」と胸を張る。英語は世界の「公用語」。語学力は普段の生活はもちろん、日本のアスリートが世界で活躍する条件の一つだ。将来的に米国での開校も目指しており、亀田氏も「将来は生徒の交換留学も考えてます」と青写真を描く。

 主に野球など運動部門を担当する木村匡宏氏(37)は「スポーツを極めたい方、始めたい方、誰でも気軽に来ていただきたい」と話す。グランドオープンからここまで、会員数も順調に伸びている。将来、このアカデミーから岩隈のように世界で活躍するアスリートが誕生するかもしれない。(記者コラム・山田 忠範)

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