コーディエ9回勝利のコンサート 入場曲は“ハンドレッド”

[ 2016年3月15日 10:22 ]

オリックスのコーディエ

 オリックス勝利の凱歌が決定した!新守護神のエリック・コーディエ投手(30)が、本拠地で流れる入場曲に「300 Violin Orchestra(スリーハンドレッド バイオリン オーケストラ)」を指定したことが判明。9回に“コンサート”を開催し、ファンとともに勝利を祝うつもりだ。

 同曲はベネズエラ人の映画音楽作曲家が08年に作曲したもので、歌詞はない。バイオリンというよりは重低音が響くど派手なメロディー。米国では映画だけでなくさまざまな場面で使われているようで、格闘家のビクトー・ベウフォートも登場曲として使用していた。曲を聴いた球団関係者も「確かにテンションが上がる感じ」と納得顔で、球団は今後、曲と合わせる映像などの制作に取りかかる予定だ。

 コーディエは昨年マーリンズで時速100マイル(約161キロ)を連発し、イチローから「ハンドレッド」と愛称をつけられた。偶然にも曲名に「ハンドレッド」が入っているのは、大谷らが出した公式戦の日本球界最速162キロを更新する意欲の表れかもしれない。

 オープン戦はここまで3試合に登板し、3回を無安打無失点。速球の最速は157キロを記録し、本人も「順調に来ている」と不安はない。酒井投手コーチは「16日からブルペンも本番想定に入る」として、いよいよ9回に固定するつもり。曲が流れるのは公式戦に入ってからだが、剛腕伝説を彩るコンサートになりそうだ。

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2016年3月15日のニュース