小笠原 阪神・高山斬りに意欲 日本代表壮行試合では痛打

[ 2016年3月15日 06:09 ]

谷繁監督(上)と小笠原

セ・リーグ「ファンミーティング」

(3月14日)
 中日のドラフト1位・小笠原は、阪神の高山にリベンジを誓った。

 「対戦することになったら、日本代表の壮行試合以来になります。抑えたいです」

 昨年8月26日に高校日本代表のエース格として、甲子園で行われた壮行試合・大学日本代表戦に先発。2回の先頭打者で対戦した高山に中前打されたことを忘れることはできていない。

 「戦っている打者の中で一番、雰囲気があった。この人には打たれるなと思った」

 4学年先輩に貫録を示されてプロ入り前の対戦では素直に完敗を受け入れるつもりだが、同じプロ野球選手となった今後は、そんなことを言うつもりはない。15日からのナゴヤドーム7連戦中に登板見込みで、可能性の話でいえば18日のオープン戦、阪神戦で機会が訪れるかもしれない。

 開幕1軍生き残りをかけた13日の楽天戦(静岡)では、1回を投げ、対外試合3試合目で初めて無失点に封じた。セ6球団の1位選手の中で唯一の高校生だが、大学生に見劣りしない体格で、存在感でも決して負けていなかった。

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2016年3月15日のニュース