おかわり、松坂討ちへ意欲「嫌なイメージを付けられれば」

[ 2016年3月15日 05:36 ]

ソフトバンクの社員とタッチを交わす松坂(中央)

 西武の田辺監督が「松坂討ち」を厳命した。16日のソフトバンク戦(西武プリンス)は06年まで西武に在籍していた松坂が先発を予定。現役時代はともに戦った同僚だったが、指揮官という立場で日本球界復帰後の初対戦に臨む。「同じリーグの投手なので、嫌なイメージを植え付けることが大事。先入観を持たずに投球を見ようと思っている」と話した。

 現在の主力では中村、栗山、炭谷がチームメートとしてプレーした経験がある。中村は「対戦することになるなんて考えもしなかったけど、シーズンに入ったら打ち崩さないといけない投手。嫌なイメージを付けられれば」と言い切った。さらに、栗山は「昔とは違うと言われているけど、松坂さんであることに変わりはない。心してかからないとひねられてしまう」と警戒した。

 炭谷はルーキーイヤーの06年にバッテリーを組んだ記憶が今でも鮮明に残っている。「全てが凄かったし、いろいろ教えてもらった。結果を出して成長した姿を見せたい」。後輩たちは偉大なレジェンドへの「恩返し」を誓っていた。(重光 晋太郎)

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2016年3月15日のニュース