仲良し同学年“相乗効果” 岩隈2回完全&青木初ヒット初打点

[ 2016年3月8日 05:30 ]

<レンジャーズ・マリナーズ>2回を無安打無失点に抑えた青木(AP)

オープン戦 マリナーズ7―3レンジャーズ

(3月6日 サプライズ)
 マリナーズでチームメートとなった岩隈と青木が6日(日本時間7日)、レンジャーズ戦で初めて一緒に出場した。初登板の岩隈が2回パーフェクトに抑えれば、青木も移籍初安打・初打点をマークし、そろって7―3の勝利に貢献した。

 岩隈 塁に出て、走って、走者を還すこともできる。ノリ(青木)がそうしてくれると乗っていけると実感できた。

 青木 リズムが良いので守りやすい。日本人投手の後ろで守るのは懐かしい感じ。岩隈の投げる試合で初ヒットも出たし、いいジンクスにしたい。

 同学年で仲の良い2人は、互いの長所を口にしながら共演を喜んだ。

 岩隈は同地区の主力打者相手に走者を一人も出さず。全員初球はストライクで入るなど、本番さながらの制球力を存分に発揮した。リリースポイントを高く保つことで、投げ下ろすシンカーがより沈み、奪った内野ゴロは4つ。「いい角度で投げられたしボールも動いていた。合格点ですね」と手応えを口にした。

 「1番・左翼」で出場の青木は2回1死二塁から、遊撃手のグラブをかすめて左前へ達するタイムリー。出場3試合目での初安打、初打点に「強い打球が行ってくれた。結果がついてきて良かった」とホッとした様子だ。クマが抑えて、ノリが打つ。公式戦で30数試合あるはずの、新・勝利の方程式として定着するか。 (奥田秀樹通信員)

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